第3回Pisteオフトレセミナー
昨日の雨が嘘だったかのような、快晴の中でオフトレセミナーを
開催することが出来ました。
第3回目のテーマは、
『激変!?スキーで役立つ骨盤の使い方。』
でした。
普段なかなか意識しない部分だと思いますが、
スキーをする上で、とーっても大事な部分です。
特に、ターン中は使えないと色々な状況に対応出来ません。
この普段では意識しない骨盤や股関節の動きを確認しながら、セミナーがスタートです。
まずは、骨盤の姿勢を立った状態で確認します。
足を肩幅程度広げたら、つま先と膝の向きが真っ直ぐ向いているか、
背中が反ったり、丸まっていないか確認します。
この骨盤の姿勢を保ちながら、腕を前から上へ上げてみます。
少しの動きで姿勢が崩れないよう、少し腹筋も意識しながら行います。
今度は横。肩が耳の下に来るように姿勢を保ち、真横に上げます。
ここでも、骨盤の意識を忘れてはいけません。
今度は寝ますzzzZZ。
ではなく、寝た状態で骨盤の位置を確認しています。
決して、サボっているわけではありませんよ笑
大きく呼吸し、出来る限りお腹を膨らましたり、ヘコましたりします。
息を吐いた時に、腹筋に力が入っているか、自分で触りながら確認します。
この呼吸と腹筋だけでも、腰痛予防になるそうです。
続いて、胸椎の可動域や柔軟性の確認です。
ここの、可動域が狭いと、それだけ動きの幅が制限されます。
股関節、膝、足首を90°に固定し、写真左(腕を閉じた状態)から、写真右のように開いていきます。
ここで、下半身が動かず、手の甲が地面に着いた人は、柔軟性◯です!
ジュニアの多くは着いていましたが、
私を含め、大人の方で着く方は中々いませんでした。苦笑
今度は回します。ここでは、肩甲骨の可動域もわかります。
地面に腕を曲げずに、着いた状態で回します。
腕がもげないか心配になりました笑
ここでは、股関節の可動域を確認します。
足を開き過ぎると、骨盤が動き、可動域がわからないので、腰を
動かさないようにして、カカトとカカトをくっつけた状態で膝を開きます。
意外と開かないものでした。
立った状態で、体が前後に動かないようにしながら、足を前後に振ります。
前にはしっかり、足は振れますが、後ろにはいかないみたいです。
また、つま先の向きが真っ直ぐなっているかも、チェックです。
意外と後ろに引いた時に、つま先開きます。
今度は、横です。こちらも、体が横に動かない程度で、横に開きます。
皆さん、どんどんつま先への意識が良くなってきたのではないでしょうか?
足を引き上げる際も、骨盤の姿勢や上体の姿勢が崩れないように気を付けます。
足の筋肉に歪みがあったり、左右差があると、膝やつま先の位置などが、
上手く直線にならないそうです。
今までやってきた、姿勢やつま先への意識などを、ラダーの中でSLジャンプ!
初めは、一回、一回、丁寧に確認しながら、ジャンプします!
徐々に、リズムよくしていきます。
皆さん、思い思いのリズムを刻みます。
慣れてきたら、二列にして、横移動を大きくします。
こうなると、まさにスキーといった感じです。
シーズンも3ヶ月となっているので、皆さんの熱も上がります。
ストックワークが苦手な方も、ここからの練習をするといいかもしれません。
楽しく、声を上げながら出来ました!!!
最後は、体のケアです。課程でも出来るタオルを使ったセルフストレッチや、
下半身を中心にストレッチしました。
少し動いただけでも、股関節周りは筋肉が張るので、運動後のストレッチはとても大事です!!
今回は、骨盤の姿勢や動きの基本的な確認や操作を行いました。
次回は、この骨盤をもっとしっかり動かしていく、ストレッチや運動を
行う予定です。
シーズンももうすぐです。
雪上に立つ前にしっかりと、体と頭の準備をしていきませんか?
不整地や悪雪など、苦にならない体や身体操作が可能になるかも?!
年齢やジャンルを問わず、楽しみながら出来るセミナーとなっております。
第4回は、9月27日(日)に予定しています。
皆様のご参加お待ちしております。
本日はありがとうございました!!!
前の二人は目立ちたがり屋なのかな??笑
スタッフ アキ(佐渡)